130125
父にセーターを頼まれた。杢調か軽くネップの入ったグレーの糸で・縄編みなどの模様はなくシンプルに・なるべく薄手でも暖かいものを、というリクエスト。
以前から使ってみたかったシロップシャーとアンゴラネップを組み合わせて試すことにするが、店頭在庫がこれしかないということで、足りるかどうか不安。

本体に着手するのはしばらく先になるが、とりあえず6号棒針でスワッチを編んでみると、23目30段。テキストの指定ゲージは16目23段なので、7割の大きさとして考える。
指定糸のRowan Summer Tweedは2.4番手で50gを10玉前後使用する。父はかなり太めである。
やっぱりどうにも不安なので、Rowanspun DKを前身頃中央にストライプ模様として使ってみる。幸いゲージは21.5目×31段でほぼ同じなので、編み具合は問題無いだろう。

130228
改めてCO。Cable Cast-Onを使った。
上記訂正ですが、よく考えたらね、輪編みでストライプは難しいですよね…。胸か裾にボーダーの模様を入れようか？

130307
Yoke部分編了。ここまででだいたい160g使ったようだ。残りは240g。というわけで、Bodyを5段編んだところで、Rowanspun DKに切り替えた。

under armの作り目もCable Cast-Onにしたのだが、こう、文章だと説明しにくいですけど、該当部分まで来たら両手の針を持ち替えて逆手で作り目したんですけど、そうすると表から見たときに裏目になってしまうんだよな。
Rib Cable Cast on Methodを参考にして、裏目の作り目をすればよかった。

130425
ようやくBody部分編了。ここまでで300g。Yokeまでで160g、そこから140gっておかしい気がするが、何度か計り直しても間違いではないようだ…。

130614
ようやく完成。
アヴリル280＋ローワン85g、総重量365g。セーターにしては軽いですかね。糸は結局買い足さなくてもよかった。

非常にモチベーションの上がらない作品であったにも関わらず、できてみればそれなりの出来栄えなので、まあよかったかなあと。
袖は編み始めたらわりとあっという間だった。が、細過ぎたのが失敗。ヨークや身頃は調整なしでもパターン通りのサイズになったのに、袖だけなぜか細くなってしまった。

早速実家に送ったところ、やはり全体的に父の身体より一回り小さかったらしい。「洗濯機にかけて、念入りにスチームかけたら伸びたよ～」という母ののんきな電話で一安心した。